古い家にそのまま住むのは大丈夫なのでしょうか? リスクや対策方法を解説!

相続したり購入したりして、古い家が手に入ったときに「そのまま住むことは可能か?」と、考えるかもしれません。しかし、一見問題ないように見える家でも古い家にそのまま住むのは危険なこともあります。今回は、古い家にそのまま住むのに伴う危険や対策について紹介します。古い家を所有している方はぜひ参考にしてみてください。

 

古い家にそのまま住むのをおすすめしない理由

外見がきれいでも、古い家にそのまま住むのはおすすめしません。木造建築の家の寿命は30〜50年といわれています。そのため、問題がないように思える場合でも、手入れせずに住むにはリスクが高いといえます。
古い家にそのまま住むのをおすすめしない理由には、以下のようなものが挙げられます。

  • 耐震性が低い
  • 断熱性に欠ける
  • 強度に不安がある
  • 暮らしにくい可能性も

 

耐震性が低い

古い家は、耐震性が低い問題があります。建築年数が古い家や、古民家は「旧耐震基準」か、もしくは耐震基準が定められる以前に建てられた可能性が高いからです。日本は地震大国といわれています。そのため国は「震度6〜7度の地震にも耐えられる家」を最低基準としています。しかし、古い家は、現在の国が定めている耐震性の基準に満たしていないことが多く、そのまま住むには危険です。住める状態にするには、補強工事を実行し、基準を満たさなければなりません。

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断熱性に欠ける

古い家は、断熱性に欠けるので、冬にとても冷え込む問題も生じます。古い家には現在の家に使用される断熱材は使われていません。断熱材が使用されていたとしても、劣化して効果が期待できない可能性が高いでしょう。また、建物そのものが古くなり歪みが生じていることもあります。そレによって、天井・窓・壁・床から隙間風が入り、建物自体が冷え込んでしまうのです。冬にも快適に住めるようにするためには、隙間を埋めたり、断熱材を入れたりするリフォームをしなければなりません。

古民家の断熱リフォームやすぐできる対策について 

 

強度に不安がある

耐震性の問題とは別に、家そのものの強度の不安もあります。例えば、建物の建築材が劣化し、雨漏り・カビなどの被害が発生しているケースは少なくありません。また老朽化した素材にはシロアリの被害に遭いやすく、建物の老朽化が進みます。これらの被害が影響して、建物そのものが歪んでいるリスクも高いでしょう。住める状況にするためには、劣化した箇所を修理したり、シロアリ対策をしたり、歪みを改善したりしなければなりません。

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暮らしにくい可能性も

古い家は、現在の生活スタイルに合わせて作られていません。そのため、いざ住み始めてみると「暮らしにくい」と感じる可能性が高いでしょう。例えば「階段の傾斜が急すぎる」「段差が多い」「部屋が細かく区切られている」「キッチンやトイレ、お風呂などの水回りが使いにくい」などの問題が考えられます。バリアフリーにしたり、水回り整えたりと、現在の生活スタイルに合わせてリフォームする場合、高額な費用が必要です。

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住めないからといって空き家の放置はNG!その理由とは

住めない状態の空き家をそのまま放置してしまうケースについてよく耳にするかもしれません。しかし、住めないからといって空き家を放置するのはリスクが高いといえます。その理由は、次の通りです。

  • 固定資産税の負担がかかる
  • 劣化して資産価値が下がる
  • 犯罪の対象になりやすい
  • 建物が崩壊して周囲に被害を与える

空き家を所有し続けると、固定資産税を支払う義務があります。空き家を放置していると、資産価値が下がります。「売却したい」と思ったときには、価値がなくなっている可能性が高いのです。

さらに、空き家は放火や犯罪者の隠れ家になるなど、犯罪の対象になりやすい危険もあります。建物が崩壊して、通りがかりの人に怪我を負わせたり、周囲の家に被害を与えたりするリスクも高くなるでしょう。損害賠償を支払うトラブルにも、発展しかねません。済まないからといって放置せず、早めに活用することをおすすめします。

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古い家の活用方法とは?

古い家は、放置せずに早めに活用しましょう。古い家の主な活用方法は、下記の3つです。本項目ではそれぞれの方法について解説します。

  • 売却する
  • 解体して土地活用
  • リフォームやリノベーションをして活用

 

売却する

最も簡単な方法は、空き家を売却することです。売却すると、空き家の固定資産税の義務も、管理する必要もなくなります。古い家に手を入れずにそのまま売却する場合、売り手側は労力と費用の負担がかかりません。
しかし、古い家はなかなか売却できない可能性があることを理解する必要があります。「予定していた価格で売れない」「買い手がつかない」など、計画通りにかないこともあるでしょう。さらに、売却できるまでの間は、古い家を管理しなければなりません。

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解体して土地活用

古い家を解体して、空き地として利用する方法もあります。例えば、売地として売却することもできますし、駐車場にして収入を得ることもできるでしょう。駐車場は「建築費用をできるだけ安く抑えて、収入を得たい」と考えている人に向いています。また、もともと、古い家を売却する予定だった場合は、更地にした方が買い手のつく可能性が高くなります。ただし、解体費用が発生するデメリットは押さえておきましょう。

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リフォームやリノベーションをして活用

古い家をリフォーム・リノベーションし、人が住める状態にした後で、活用することも効果的な方法です。改装後は、自分で住んだり、ビジネスに利用したりできます。最近は古民家を改装して、シェアハウス・民宿・カフェ・オフィスにすることが注目されています。おしゃれにリノベーションすると、利用価値があるでしょう。
しかし、リフォームやリノベーションには費用がかかることは大きなデメリットです。耐震性・断熱性・強度・水回りの改装をすると、高額な費用になります。古い家をリノベーションできるスキルを持った業者を見つけるのも難しく、改装後にビジネスが成功するとは限りません。

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