放置された空き家の行方は? 問題を解決への導く効果的な対策方法を探る

空き家を相続し、対処法が分からず放置している方もいるのではないでしょうか?しかし、空き家を放置することにはさまざまなリスクがあります。場合によっては罰金を支払うことにもなりかねないため、早めの対処がおすすめです。今回は、空き家を放置するリスクについて詳しく解説していきます。

 

放置空き家の問題

近年、さまざまな背景により空き家の増加が深刻な問題となっています。所有者の高齢化や人口減少による過疎化、相続税や固定資産税などの税負担や、定期的なメンテナンス費用を支払うことが難しいことなどが、その主な理由です。

空き家を放置することは、さまざまなトラブルを引き起こすきっかけとなるため、早めに対策を講じる必要があります。しかし、それぞれの対策にはメリットやデメリットがあるので、慎重な判断が必要です。空き家の放置の問題や効果的な対策にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

空き家問題について詳しく知っておく

 

空き家を放置するデメリット・リスク

空き家を放置することは、多くのデメリットやリスクを抱えるきっかけとなります。具体的には以下のようなものが挙げられます。

  • 固定資産税がかかり続ける
  • 老朽化し資産価値が下がる
  • 自然災害による倒壊リスク
  • 放火や犯罪の拠点となることも
  • 近隣住民とトラブルになる可能性がある

ここでは、具体的な事例を挙げながら、空き家の放置が原因となる問題や悪影響について解説します。

 

固定資産税がかかり続ける

空き家となっても固定資産税はかかり続けます。それだけではなく増税となる可能性があることを忘れてはいけません。平成26年に施行された「空き家対策特別措置法」では、住環境を悪化させたり、危険だと判断され、特定空き家の認定を行う制度が盛り込まれています、認定を受けた空き家は、その翌年から最大6倍もの固定資産税を支払わなければならない可能性があります。

空き家対策特別措置法について詳しく見る

 

老朽化し資産価値が下がる

空き家を放置すると、建物の老朽化が進み、資産価値が下がるリスクがあります。
放置された空き家は適切なメンテナンスが行われないことから、劣化や痛みが進みやすい状況です。将来、売却や賃貸で建物を利用する際に、老朽化による資産価値の低下により、相場より安い価格や賃料で取引しなければならないなど、悪影響を受ける可能性があります。空き家になっても、定期的にメンテナンスをして、損失を抑えるように心掛けましょう。

空き家の整理方法について詳しく見る

 

自然災害による倒壊リスク

空き家のメンテナンス不足は建物の倒壊を引き起こすこともあります。
安全対策や適切な修繕が行われず、長期間放置された空き家では建物全体で劣化が進み、構造上、必要な耐久性を維持することが難しくなります。そのような状態で、地震や台風など、自然災害に巻き込まれてしまうと、最悪の場合、建物が倒壊する危険性があります。空き家の倒壊は近隣住民の生命や財産へも甚大な被害をもたらす恐れがあるため、所有者として、その責任は重大です。

 

放火や犯罪の拠点となることも

放置された空き家は犯罪の温床となる可能性も秘めています。手つかずの空き家では、生活感がなく、人の出入りが行われていないことを理由に、不法侵入者や犯罪者の標的となりやすい環境といえます。そのため、放火による火災や盗難、薬物売買や詐欺事件の拠点となる恐れあります。火事や犯罪の発生は周辺住民への安全への影響も大きいので、適切な管理や防犯対策を行うことが大切です。

 

近隣住民とトラブルになる可能性がある

人が使わなくなった空き家では、近隣住民とのトラブルの火種となることもあります。犯罪者等の不法侵入に限らず、野生動物が住みついたり、ゴミの不法投棄などの迷惑行為が起こりやすいためです。そのため、空き家の放置し続けることは、近隣住民からの騒音や不衛生な環境、安全性の問題など、クレームの増加へと繋がります。

一度迷惑行為が発生してしまうと、解決するための費用と時間など多くのコストを強いられることになります。事前に対策を行い、近隣の方と良好な関係作りを心掛けましょう。

 

罰則? 空き家を3年放置すると罰金100万円?

空き家の放置は全国の自治体にとっても、悩みの種です。一部の自治体では、空き家が放置されている期間に応じて罰則などを設けています。
定められている条例のなかには、違反者に対し、50万円以下の罰金および行政執行費用の請求を行うものもあるので、注意が必要です。
このような罰則が設けられている理由は、住民の意識を向上させ、空き家に対する取り組みを促進させることにあります。自然災害や犯罪、住環境の悪化などから、地域の景観や安全を守るためにも、空き家への適切な対策が求められているというわけです。

空き屋でも税金がかかる?「空き家税」について詳しく見る

 

空き家の放置を避ける方法

空き家の放置が続くことで、抱えてしまうデメリットやリスクには様々なものがあります。リスク回避のためには早めに空き家の対処か、活用を検討するのがおすすめです。具体的には、以下のような方法が挙げられます。

  • 建物ごと売却する
  • 解体して土地を売却する
  • 空き家管理サービスの活用

 

建物ごと売却する

空き家の放置を解決する方法として、もっとも手軽に行えるのが建物と土地をまとめて売却することです。周辺に自宅の購入を検討したり、事業用の建物を探している方がいるかもしれません。そのような方への売却が成功すれば、固定資産税の支払いや修繕費用などの金銭的な負担を回避して、地域の美化や安全への貢献に繋がります。
しかし、建物の老朽化が進んでいる場合、買い手が見つかりづらいというデメリットもあります。

空き屋の売却について詳しく見る

 

解体して土地を売却する

建物を解体して土地として売却をするのも1つの方法です。
老朽化した建物は修繕費用や解体費用などが掛かってしまうことを懸念して、買い手が見つからないことがあります。そのような場合は、建物を解体して、土地として売り出すことを検討すると良いでしょう。建物がある場合と比べ、土地利用の自由度が上がることで購入者のニーズに広く応えることが可能になります。また、条件に当てはまれば補助金を受けられる場合もあります。
しかし、解体費を考慮した価格の設定が必要になるため、事前に専門家と相談しておくことが重要です。

空き屋の解体補助金について詳しく見る

 

空き家管理サービスの活用

相続した土地を手放したくない、上手に運用して収益化したいと考えている方は空き家管理サービスを検討してみてはいかがでしょうか?
空き家管理を運営会社に委託するものです。サービスによっては賃貸や民泊などにすることによって、その賃料を収益として受け取れます。運営会社の管理により、建物の倒壊や美観を損ねる心配がなくなる一方で、管理費や修繕費などの支払いが必要になるので、具体的なサービスや契約の内容を確認して、選ぶ必要があります。

空き屋管理サービスについて詳しく見る

 

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