人が住んでいない家が劣化する理由とは? 空き家のリスクや活用方法を解説

人が住んでいない家は劣化が早くなってしまいます。また、劣化だけでなく空き家を放置してしまうと、さまざまなリスクがあることを理解しておきましょう。今回は、人が住んでいない家が劣化する理由や空き家を放置するリスク、空き家の活用方法について詳しく解説します。

 

人が住んでいない家が劣化する理由

人が住んでいない家が劣化してしまうといわれています。空き家が劣化してしまうのには理由があり、その理由には以下のようなものが挙げられます。

  • 湿気が溜まる
  • 害虫や害獣による影響
  • 劣化に対して修繕がされない

ここでは、人が住んでいない家が劣化する3つの理由について詳しくお話しします。

 

湿気が溜まるため

人が生活している家は、窓の開け閉めなどによって換気を行い、空気を循環させています。そのため、湿気などが溜まることはなく、しっかりと空気の入れ替えが行われているのが一般的です。しかし、人が住んでいない家は、窓や扉を閉めきっているので、空気が滞留して湿気がこもりやすくなります。

日本の住宅は木造建築がほとんどなので、木材が湿気に含まれる水分を吸収してしまい、カビや腐食の原因となってしまいます。また、雨戸などを締めきっている場合には、太陽光も入らないため、ダニや細菌の繁殖の原因ともなるでしょう。

 

害虫や害獣による影響

先述したダニや細菌の繁殖だけでなく、人が住んでいない空き家には害虫や害獣が住みついてしまいます。害虫や害虫は、人の気配がすると逃げ出す性質を持っているため、人が住んでいる家には近寄りません。しかし、人が住んでいない家は害虫や害虫にとって生活がしやすい環境となります。害虫や害獣が住みついてしまうと、糞尿や死骸によって家の中が汚れてしまいます。

また、ネズミや猫などが住みつくと家の木材をかじってしまうため、木材も劣化してしまう恐れもあるため注意が必要です。

 

劣化に対して修繕がされないため

人がいないと家の劣化には気付きにくく、劣化に気付いた場合でも人が住んでいないからこそ、大きなコストがかかる修繕を積極的に行うことはほぼありません。
劣化にすぐ気付いた場合であれば、修繕にかかる費用は最小限に抑えることができますが、時間が経ってしまうと劣化した部位から状況が悪化し、さらに別の部位まで劣化が進んでしまいます。

屋根や壁などの損傷の場合、雨風が侵入するため、家の劣化速度をはやめてしまう可能性があり、構造体まで劣化が進むと家が倒壊してしまう恐れもあります。

 

人が住んでいない家を放置するリスク・デメリット

人が住んでいない家を放置する代表的なリスク・デメリットには以下のようなものが挙げられます。1つずつ詳しく解説します。

  • 腐食して価値が下がり続ける
  • 犯罪に巻き込まれる可能性がある
  • 「特定空き家」に指定される

 

腐食して価値が下がり続ける

劣化の理由でもあったように、湿気などの原因によって家の木材が腐食してしまうことも少なくありません。木材が腐食してしまうと、家の損傷や倒壊など家を老朽化させる原因となりえます。
老朽化した家は、当然ながら資産価値が下がり続け、売却する際にも高値で売れなかったり、逆に修繕費用が必要となるケースもあります。また、その家だけでなく、家周辺の資産価値にも影響を及ぼす恐れもあるので、注意が必要です。

 

犯罪に巻き込まれる可能性がある

人が住んでいない家は、さまざまな犯罪に巻き込まれるリスクを負います。落書き程度なら問題ありませんが、人がいないことが分かれば、空き巣や不法侵入によって不審者が不法滞在する恐れがあります。

また、不審者による放火や事前発火によって火災を引き起こす可能性も否定できません。火災が起こってしまえば、建物が全焼・倒壊などの危険性もあり、周辺住民に迷惑をかけてしまいトラブルに発展してしまうケースもあります。

 

「特定空き家」に指定され罰金が科されることも

家の倒壊や犯罪などさまざまなリスクを防ぐため、それらを引き起こす危険性のある空き家は「特定空き家」に指定される恐れがあります。
特定空き家に指定されてしまうと、状況を改善するように行政から助言・指導や勧告などが行われ、最終的に勧告の措置を行うよう行政から「命令」が下されます。勧告時点で「固定資産税等の住宅用地特例」が適用されなくなるため、固定資産税も最大6倍になってしまうので、注意が必要です。

もし、その命令を無視した場合には、罰金として最大50万円の過料が科され、所有者の代わりに行政代執行が行われ、その際の費用を請求されてしまう可能性もあります。

空き家対策特別措置法についてさらに詳しく

 

空き家管理の方法とかかる費用

空き家の管理方法は、大きく分けると「自分で管理する」「空き家管理サービスに委託する」と2つの方法があります。
まず、空き家を所有している場合には、空き家を維持するための費用がかかり、固定資産税などを含めて年間10万円以上かかってしまうのが一般的です。

空き家の管理方法のポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 室内の換気
  • 通水
  • 清掃
  • 庭木・雑草の処理
  • 修繕箇所のチェック ......など

これらの作業を定期的に行わなければなりませんが、空き家に通うためには時間や交通費などもかかってしまうため、億劫に感じてしまう人も多いのではないでしょうか?
そこで、近年需要が高まっているのが空き家の管理を任せることのできる「空き家管理サービス」です。空き家管理サービスは、月単位の契約が一般的で、月に5,000~20,000円程度の費用がかかります。
ただし、空き家管理サービスの費用は、訪問頻度やサービス内容によって異なることを覚えておきましょう。

 

人が住まない家の活用方法

人が住まない家は、適切に管理をしないと劣化が進んでしまい老朽化してしまいます。しかし、空き家を管理するためには、時間や費用がかかってしまうデメリットがあります。
この先も家に住む予定がないのであれば、家を活用するのがおすすめです。

人が住まない家の活用方法には例えば、以下のようなものがあります。

  • 解体して土地活用
  • リフォーム・リノベーションして売却
  • 空き家バンクの活用

 

解体して土地活用

人が住まない家の活用方法①は、解体して土地活用です。老朽化した家は、活用することが難しく、資産価値が下がるためなかなか買い手がつかない傾向にあります。その場合、家を解体することで、需要が増えるため、買い手がつきやすくなるメリットがあります。

また、売却しない場合でも、更地にすることで駐車場として活用するなど土地の特徴にあった活用ができるようになるのも利点です。しかし、家を解体する解体費用がかかってしまうデメリットもあります。

空き家の解体補助金についても詳しく知っておく

 

リフォーム・リノベーションして売却

そこまで家が劣化していない場合は、リフォーム・リノベーションして売却するのも良いでしょう。リフォーム・リノベーションをすることによって、家の印象がよくなるため、早めに売却できる可能性も高まります。

ただし、リフォーム・リノベーションにかかる費用は修繕箇所や範囲によって大きく異なり、小規模なものなら10万円前後、大規模なものなら数百万円の費用がかかってしまうこともあるため、注意が必要です。また、リノベーション・リフォームをするための時間が必要となることを覚えておきましょう。

空き家のリノベーション費用やデメリットについて

 

空き家バンクの活用

現状のまま空き家を手放したいと考えているのであれば、「空き家バンク」がおすすめです。
空き家バンクとは、自治体が運営する空き家の売買の仲介を行うサービスです。
空き家バンクは、売主は無料で情報を公開することが可能で、不動産業者をはさまずに家を売買することができるメリットがあります。また、補助金を利用できる自治体もあるため、家の購入費用を抑えたいという方にもおすすめですよ。

ただし、不動産業者を通さず売買を行うため、トラブルが発生するリスクが高いので注意しましょう。

空き家バンクについてさらに詳しく知っておく

空き家の活用方法や注意点についてさらに詳しく見る

 

空き家活用は負担ゼロ円の「フリーノベーション」がおすすめ!

 

空き家の放置は、資産価値が下がる・特定空き家に指定されるなどのリスクがあります。それらのリスクを回避するためには、早い段階で空き家活用するのがおすすめです。

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さらに、契約満了時にはリノベーションされた家が手元に戻るので、売却する際にも高額で売れやすくなるメ