古い家での虫対策はどうするべきだろう? 出やすい害虫の特徴も押さえながら解説
古い家では虫が発生しやすく、対策方法に頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか?家の築年数が古いからといって、頻繁な虫の発生を仕方ないと諦めることはできませんよね。そこで今回は、古い家での適切な虫対策について、徹底解説していきます。
古い家で有効な虫対策方法
古い家では、どうしても虫が発生しやすくなるので、有効な虫対策方法を知っておくことは非常に重要です。虫対策の方法には、以下のようなものがあります。
- こまめな掃除で家を清潔に保つ
- 家の隙間を埋める
- ごみはこまめに捨てる
- 湿気をためない
- コンパニオンプランツの活用
- 夜に洗濯物を干さない
こまめな掃除で家を清潔に保つ
最も基本的な対策ではありますが、こまめな掃除を徹底して家を清潔に保つことは、古い家での虫対策として非常に有効です。古い家で発生しやすい虫は、家の中に溜まるホコリや生ごみのにおいなどに反応します。そのため、十分な掃除をしていないと、ホコリなどによって虫を寄せ付けてしまうことになりかねません。
また、庭がある家の場合は、こまめな除草を行うことも、忘れないようにしましょう。
家の隙間を埋める
虫は、家のわずかな隙間を通じて侵入してくるケースが多いため、家の隙間を埋めましょう。例えば、窓のサッシ部分に生じる隙間や、排水口の隙間、換気扇部分の隙間など、家に中には虫の侵入経路となり得る隙間がたくさん存在します。そのため、ガムテープや市販の防虫ネットなどを利用し、隙間を埋めておくことで、虫が家の中に入らないようにすることが大切です。
ごみはこまめに捨てる
家の中にごみが溜まっていると、においに連れられて虫が寄ってきてしまうリスクが高まるため、こまめにごみを捨てることも有効な虫対策となるでしょう。
ごみを出すタイミングの直前のように、どうしても家の中にごみを置いておかなければならないときには、密閉式のごみ箱を使用するとよいでしょう。虫対策において重要なのは、できるだけごみのにおいが広がらないようにすることです。
湿気をためない
家に発生する虫の多くは、湿気の高い場所を好む性質があります。そのため、なるべく家の中に湿気をためないようにすることで、虫の発生を抑えることができるでしょう。湿気をためないためには、家の窓を開放して空気を入れ替える方法が最も有効的です。
ただし、窓を開ける際は網戸を閉めておくのも忘れないようにしましょう。また、天候などにより窓が開けられない場合は、除湿器やエアコンを活用しながら、湿度の管理を行うことが大切です。
コンパニオンプランツの活用
育てているだけで害虫予防になるコンパニオンプランツを活用するのも、虫対策としておすすめです。コンパニオンプランツは、主にハーブ系の植物が該当し、独特な香りを持っているのが特徴です。
例えば、ラベンダーやハッカなどが、比較的家で育てやすい種類として挙げられます。コンパニオンプランツなら、虫を寄せ付けない効果があるだけでなく、インテリアとして家の空間演出をしてくれる役割もあるので、一石二鳥の虫対策といえるでしょう。
夜に洗濯物を干さない
夜に洗濯物を外干しすると、洗濯物を通じて虫を侵入させる原因となってしまう可能性があります。そのため、なるべく夜には洗濯物を干さないようにするのもよいでしょう。虫は、家の中から漏れる照明の光に寄って来る傾向があり、夜にベランダで洗濯物を干していると、どうしても窓の光に反応して虫がつきやすくなります。洗濯物を取り込む際に虫を一緒に家の中へ入れてしまうことになりかねないので、注意したほうがよいでしょう。
古い家に出やすい虫の特徴と対策
ここでは、古い家で特に出やすい虫を以下の通り5種類挙げて、それぞれの特徴を押さえながら対策方法を解説していきます。出やすい虫の特徴に応じて対策をとることで、より効果が得られるでしょう。
- ダニ
- 蚊
- アリ
- ハエ
- ムカデ
ダニ
古い家で出やすい虫の王道ともいえるのが、ダニです。ダニは、目視で確認することができないほど小さいものの、家の中に溜まるホコリや、身体から出るフケや垢などを餌にして大量に住みつきます。ダニの死骸やフンは、アレルギー症状の原因となるため、注意が必要です。
ダニの発生を防ぐには、こまめな掃除と除湿が欠かせません。特に、寝具やカーペットなどにつきやすいため、こまめに洗ったり干したりして、清潔かつ乾燥状態を保つことが大切です。
蚊
蚊は、特に夏季を中心に発生しやすい虫で、刺されると腫れて痒みが出ます。蚊は主に水の近くに集まってくる傾向があるため、発生させないためには、家の周りに水が溜まらないようにすることが重要です。
例えば、雨が降ったあとに庭やベランダに水溜まりができていると、蚊が近寄ってきやすくなります。少量の水でもあっという間に繁殖するので、水が溜まらないような対策をとっておきましょう。
アリ
アリは、地面をつたって家の中に侵入してくるため、主に家の1階部分で注意が必要です。アリが好むのは、食べ物や食べカスなどによる甘いにおいで、何匹もまとまって発生するケースが多くなっています。
アリの対策としては、食べ物をきちんと密閉してしまっておくことが重要です。また、食べこぼしをそのままにしたり、ジュースをこぼしてそのままにしていたりするのも、アリを寄せ付ける原因となるため、注意しましょう。
ハエ
ハエは、季節や地域を問わず1年中見られる虫であり、発生したことのある家も多いでしょう。ハエが出やすい環境には、主に2つの特徴があります。
1つは、生ごみなどの不衛生なにおいがするところです。そのため、生ごみはにおいが出る前に袋に入れて捨てるなど、こまめな処理が重要となります。
2つ目は、蛍光灯などにより明るく照らされたところです。特に、白系の明るい光に寄りやすい傾向があるため、黄色系の照明に変えるのも対策として有効といえます。
ムカデ
ムカデは、特に庭のある家において要注意な虫といえるでしょう。ムカデの主な餌とされているのは昆虫なので、餌となる昆虫がいる場所に発生しやすくなります。そのため、ムカデの発生を防ぐためには、まずそのほかの昆虫を駆除しておくことが必要です。
効果的で手軽にできる対策としては、家の周りに殺虫剤を撒くのがよいでしょう。また、家の中への侵入を防ぐには、侵入経路となる隙間を埋めておくことも重要です。
不要な空き家は負担ゼロ円活用「フリーノベーション」がおすすめ!
古い家では虫が発生しやすくなりますが、人に使われていない空き家となればさらに虫の発生は深刻化します。そのため、不要な空き家を放置しておくと、気づいたときには虫が大量発生している可能性もあるので、注意が必要です。
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古い家では虫対策が特に重要!適切な対策をとろう
古い家は、さまざまな虫が出やすくなり、適切な対策をとらなければ虫による被害がどんどん大きくなってしまう可能性があります。そのため、家を守るためにも、虫が発生する原因を把握し、正しい対策をとることが非常に重要です。今回は、発生しやすい虫の種類別にとるべき対策も紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
また、人が使用していない空き家では、さらに虫が出やすくなります。不要な空き家を所有している人は、フリーノベーションでの有効活用も視野に入れ、今後の対策を考えてみてください。無料査定も行っていますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください!