ドアをリフォームするメリットは? 失敗しないためのポイントも解説!
ドアのリフォームを検討中の方は、ドアのリフォームで失敗しないためのポイントや補助金について気になるでしょう。本記事では、ドアをリフォームするメリットやリフォームで押さえたいポイント、リフォームの種類について詳しく解説していきます。ドアリフォームを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
家のドアをリフォームするメリット
ドアをリフォームすることには以下のようなメリットがあります。
- 利便性が向上する
- 室内の雰囲気を変えられる
- 断熱性が上がる
- 自然光を取り込める
利便性が向上する
ドアを交換することで、利便性が向上します。例えば、年数が経ったドアや、歪んでいたドアを交換すると、ドアの開閉がスムーズにできます。「どこかに引っかかってなかなか戸締りできない」「ハンドルを回しにくい」などの問題も解決でき、ストレスフリーになります。日常生活の中で、1日に何度もドアを開閉することを考えると、スムーズに開閉できるようになると、使い勝手が向上する方が断然よいでしょう。
室内の雰囲気を変えられる
ドアが変わると室内の雰囲気がガラリと変わります。ドアの種類、デザイン、材質など、選ぶものによって全く違った印象になります。ドアのリフォームは1日で終了することも多いので忙しい方も、リフォームしやすいパーツです。「部屋全体のリフォームは難しいけど、部屋のイメージチェンジをしたい」というときは、思い切ってドアのリフォームをするとよいでしょう。
断熱性が上がる
断熱ドアにリフォームすると、断熱性が上がることもメリットです。断熱ドアは壁と同じように断熱材が入っているため、部屋の機密性が向上します。部屋の暖房や冷房が外の廊下に漏れるのを防ぐので、省エネにもつながるでしょう。風や部屋の温度だけでなく臭いも遮断できるので「料理の臭いが家中に広がる」などの問題も解決できます。
自然光を取り込める
遮光性を優先したデザインのドアにすることで、自然光を取り込めることも大きな利点です。自然光が部屋に入ると、部屋全体の雰囲気も明るくなりますし、日中の電気代を節約できます。
日光にあたると体内時計を整えたり、脳の機能を正常に保ったり、骨や歯を強くしたりします。心身の健康のためにも大切なので、部屋にできるだけ自然光を取り込みたいと希望する方も少なくありません。
ドアリフォームのポイント
満足できるドアリフォームをするためには、次のようなポイントを押さえましょう。
- 適切な開き方のものを選ぶ
- 部屋に合った色やデザイン・材質を選ぶ
- 使える補助金の活用
適切な開き方のものを選ぶ
部屋のサイズや、場所を考慮して適切な開き方のドアを選びましょう。例えば、1つの大きな部屋を仕切る目的でドアを設置したい場合は、引き戸が向いているでしょう。また、引き戸は部屋のスペースを広く使え、車椅子の出入りがしやすい点もメリットです。キッチンの扉も開き扉にするなら、ドアを開けたままにしやすく料理を運びやすいでしょう。また、折れ度は部屋の広さに制限がある場合でも、使用できるドアです。部屋の間取りや、使用する目的を考慮して考えましょう。
部屋に合った色やデザイン・材質を選ぶ
部屋に合った色合いやデザイン、材質のドアを選びましょう。部屋の雰囲気が、カジュアルなのか、モダンなのか、和の要素が強いのかによって向いているデザインや材質は異なります。床の色合いとドアの色合いを合わせると、統一感が出やすいです。
ドアの材質は、樹脂シート仕上げ・突き板仕上げ・無垢材・ガラスなどがあります。樹脂シート仕上げは、人工的に加工された板に樹脂シートや紙を貼り付けて作ったドアです。デザイン性が豊富で、メンテナンスもしやすいでしょう。突き板仕上げは、合板などに薄い木材を貼り付けて作ったものです。木の味わいを感じられます。無垢材は、1つの木で作られた一枚板です。高額ですが木の美しさをそのまま味わえます。ガラスがはめ込まれたドアは、自然光を取り込めるのでリビングなどに適しています。
使える補助金の活用
補助金を活用して、できるだけ安くドアのリフォームをする方法を検討しましょう。省エネやバリアフリーのためのリフォームに補助金が出る可能性があります。例えば、「子育てエコホーム支援自体」は、18歳未満の子どもを持つ夫婦や、いずれかが39歳以下の夫婦のリフォームで適用になる補助金です。バリアフリーや省エネを目的としたリフォームで補助金が発生します。
断熱性のあるドアやバリアフリーのドアへリフォームする際は適用になる可能性があります。また、バリアフリー化のリフォームをする場合は、介護保険が適用になる可能性が大きいでしょう。さらに、自治体が独自で補助金を出していることもあります。リフォーム前に、自分の住んでいる地区の補助金制度を確認しましょう。
ドアリフォームの種類
ドアのリフォームにはいくつかの種類があります。予算や取り付けるドアの種類によって、リフォームの種類が決まります。ここではドアリフォームの種類を、見ていきましょう。
ドアの枠ごと交換
ドアと枠を全て交換するリフォームです。ドア本体には、ドアの枠がついています。ドアの枠ごと全てをリフォームすると、ドアの種類や、色、素材など、大きな変更が可能になるでしょう。また、全体的な仕上がりもよく最も美しく仕上がります。しかし、ドアの枠ごと交換する場合は、壁の工事やクロスの張り替えも一緒に行わなければなりません。リフォーム費用は高くなる傾向です。
ドア本体のみ交換
ドアの枠はそのままで、ドア本体のみを交換するリフォームもあります。枠は交換せずに、前のものを使用することでリフォームの予算を抑えられる点がメリットです。とはいえ、選んだドアによってはドアの枠と本体が異なり違和感が出ることがあります。また、ドアの枠にできるだけ近づけたドアの本体を選ぶ場合は、部屋の雰囲気は大きく変わらないでしょう。また、開き戸から引き戸にするなど、ドアの種類を変更することはできません。さらに、ドアの枠のサイズに合うドアを選ぶ必要があります。
ドア表面の張り替え
できるだけ予算を抑えたい場合や、ドアの汚れを改善したい場合、部屋の雰囲気を変えたい場合などは、ドアの表面だけを張り替えることもできます。クロスをドアに貼り付ける方法です。DIYでドアの表面を張り替える方も、少なくありません。木目調のクロスや、壁紙に合わせたクロスにしたり、色合いを変えたりするだけでも雰囲気は変わります。出費を減らし、気軽に作業できる方法です。
代表的なドアの種類
ドアの種類はいくつかありますが、代表的なもの以下のとおりです。それぞれ、メリットと注意点がありますので、リフォームする場所や目的に合ったものを選びましょう。
- 引き戸
- 開き戸
- 折れ戸
引き戸
引き戸は、上部か上下にレールをつけ、扉にレールをかませる形で開閉するドアです。1枚のドアだけの片引タイプと、2枚のドアを左右に動かす引分タイプ、2枚のドアをすれ違うように動かす引違タイプがあります。引き戸は、風の影響で閉じることがありません。ドアを開けたままにしやすい点がメリットだといえるでしょう。バリアフリーの家にリフォームしたい場合や、キッチンのドアに向いています。
開き戸
開き戸は、ドアを手前に引いたり、向こう側に動かしたりして開閉するタイプのドアです。オーソドックスな形なので、どこの家でも見かけます。引き戸に比べると、機密性や遮断性が高いのがメリットです。開き戸はどの場所にも適していますが、特に子供部屋や夫婦の部屋など個室のドアに向いています。しかし、扉を開閉するためには、ドアのサイズ分のスペースが必要です。また、階段の近くにドアがある場合は、事故が起きないようにドアを外開きにしないほうがよいでしょう。
折れ戸
折れ度は、ドアを中折にして開くタイプのドアです。開き戸に比べて開閉スペースが少なくて済む点がメリットです。そのため、細い廊下や、お風呂、トイレ、クローゼットなど、狭い空間や奥行きが限られている場所に向いています。ドアを開いたままの状態にしていても、ドアの幅が狭いため邪魔になりにくいでしょう。しかし、開閉しているときにドアが飛び出す形になるため、完全にオープンの状態にはできません。また、他のドアに比べると、高額になる傾向です。
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ドアをリフォームして快適な部屋づくりをしよう!
今回はドアのリフォームについて解説しました。ドアのリフォームをすることで、ドアの開閉が楽にできるようになったりハンドルが改善されたりと、利便性がよくなります。ドアの種類やデザインによっては、バリアフリーが可能になったり、自然光を取り入れられたりする点もメリットです。ドアのリフォームをする際は、リフォームをする場所や、空間の広さ、予算などを考慮して、ドアの種類やリフォームの方法を決めましょう。
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