トイレリフォームの費用相場は? リフォームの流れや期間なども詳しく解説

トイレが古くなってきたとき、トイレのリフォームを検討する方も多いでしょう。しかし、費用はいくらぐらいかかるのか、どのような流れでリフォームを進めればよいのかなど、分からないことが多く戸惑ってしまうケースも少なくありません。

そこで今回は、そんなトイレのリフォームについて徹底解説していきます。

 

トイレリフォームの費用相場

トイレのリフォームを考えるとき、まず気になるのが費用相場ではないでしょうか。トイレのリフォームでかかる費用は、具体的な工事内容によって異なりますが、相場としては10~30万円程度であるケースが多くなっています。

なお、この相場は、トイレ本体の交換に加えて、床材の貼り替えなどの付帯工事も行った場合を想定しています。単純にトイレ本体の交換のみであれば、20万円以内に収まるケースが多いでしょう。

トイレリフォームの費用相場を知りたいときは、具体的なリフォーム内容を検討したうえで見積もりをとるのがおすすめです。

 

トイレリフォームで使える補助金例

トイレのリフォームでは、補助金が使えるケースもあるので、あらかじめ把握しておいたほうがよいでしょう。トイレリフォームで補助金が使えるのは、節水型トイレに交換する場合、バリアフリー工事を行う場合、和式や汲み取り式から水洗式に変更する場合の、主に3つのパターンがあります。
また、リフォームを行うと使える補助金は、介護保険によるものと、各自治体によるものの両方があるので、それぞれの適用条件を事前に調べておくとよいでしょう。

各自治体による補助金制度は、地域によって内容も異なります。そのため、ここでは例として2つの地域の補助金制度を紹介しておきます。

  • 東京都目黒区:住宅リフォーム資金助成
  • 大阪府泉佐野市:住宅リフォーム補助制度

 

東京都目黒区:住宅リフォーム資金助成

東京都目黒区では、「住宅リフォーム資金助成」という制度が設けられていて、トイレの改修工事を行うと補助金を受け取れる可能性があります。受け取れる補助金の額は、10万円を上限として、工事費用の10%とされています。

なお、この制度による補助金を受け取るためには、複数ある条件をすべて満たしていなければなりません。具体的な条件としては、直近5年以内に同じ制度を利用して補助金を受け取っていないことや、目黒区内の施工業者に工事を依頼していること、実際の工事費用が20万円以上であることなどが定められています。

 

大阪府泉佐野市:住宅リフォーム補助制度

大阪府泉佐野市では、「住宅リフォーム補助制度」という制度があります。これにより、トイレのリフォームを行った人を対象に、10万円を上限として工事費用の10%の補助金が支給されます。ただし、こちらも同様に複数の条件をクリアしていることが必要です。

主な条件は、泉佐野市内の施工業者に工事を依頼していることや、市税の滞納がないこと、申請年度の3月15日までに完了報告書の提出が可能であることなどが定められています。補助金の利用を検討する場合は、事前に条件をよくチェックしておきましょう。

 

トイレでリフォームできる箇所例

トイレのリフォームでは、具体的にどのような箇所の工事が可能なのでしょうか? ここでは、よくリフォームされる箇所について、詳しく解説していきます。

  • 便器・便座
  • 壁紙・クロス
  • バリアフリーリフォーム

 

便器・便座

トイレのリフォームにおけるメインともいえる箇所が、便器や便座です。トイレリフォームを行う人のほとんどが、便器や便座を交換しているといっても過言ではありません。便器や便座を新しいものに交換することで、見た目がきれいになったり衛生面が良くなったりするというだけでなく、節水効果が上がるというメリットもあります。

便器や便座の交換には高い費用がかかるというイメージを持つ人も多いかもしれませんが、交換したことによって水道光熱費が節約できる可能性があるということも理解しておくとよいでしょう。

 

トイレのリフォームでは、床材を変更することも可能です。例えば、タイルを使用した床からクッションフロアに変更したり、同じ素材であっても色や柄を変更したりするケースはよくあります。トイレの床は、居室スペースなどの床に比べて水ハネなどによる汚れがつきやすいため、ある程度古くなってきたら交換を検討したほうがよいでしょう。床材を選ぶ際は、防水性や掃除のしやすさなどを重視することが重要です。

 

壁紙・クロス

トイレをリフォームする際、壁紙やクロスを貼り替えるケースも多くなっています。床と同様、トイレでは壁にも汚れがつきやすくなるため、衛生面を保つためには壁のリフォームも大切です。また、壁紙やクロスを貼り替える際、色や柄にこだわることで、トイレ内がおしゃれで魅力的な空間になります。
トイレの壁をリフォームする際は、防水性や消臭機能などはもちろんですが、色や柄にもこだわってみるとよいでしょう。

 

バリアフリーリフォーム

トイレを使う人の年齢などに応じて、バリアフリーリフォームを行うケースも多いでしょう。例えば、足腰が衰えてきてもスムーズにトイレを使用できるように、手すりを新設するリフォームは非常に多く行われています。

ほかにも、車いすごと入れるようにトイレ内のスペースを広くする工事を行う場合もあるでしょう。トイレのバリアフリーリフォームを行うことで、補助金が受け取れるケースも多くなっています。

 

トイレリフォームの流れと期間

トイレのリフォームを実際に行う場合、大まかな流れについても事前に理解しておいたほうがよいでしょう。ここでは、以下の5つのステップに分けて、トイレリフォームの流れを解説していきます。

  1. 情報収集・リフォームイメージの決定
  2. リフォーム会社探し・決定
  3. 現地調査・見積もり
  4. 契約・打ち合わせ
  5. 工事

 

1.情報収集・リフォームイメージの決定

トイレリフォームを行う際は、まず情報収集をして、リフォームイメージを決定させることから始めましょう。情報収集は、複数のメーカーを調べて、ホームページやカタログなどを参考にしながらイメージを固めていくとよいでしょう。このとき、写真などを参考にして見た目のイメージを検討することも大切ですが、使い勝手や機能性についてもきちんと確認しておくことが重要です。

 

2.リフォーム会社探し・決定

ある程度の情報収集ができ、リフォームイメージが決まったら、実際に施工を依頼するリフォーム会社を探していきます。トイレのリフォーム会社は複数あるので、なかなかホームページやカタログなどを見るだけで1社に決めるのは簡単ではありません。そのため、実際にショールームに足を運び、現物を見たり担当スタッフとリフォームプランを相談したりしながら、実際に依頼する1社を決定するのがよいでしょう。

 

3.現地調査・見積もり

施工を依頼するリフォーム会社が決定したら、現地調査を受け、見積もりを出してもらいましょう。現地調査では、リフォーム会社の担当者が実際に自宅を訪れ、トイレの排水管や給水管の状況や、全体のサイズ感などを確認します。現地調査により具体的なリフォームプランを決定することができ、実際にかかる費用の見積もりを提示してもらえます。
場合によっては、元々予定していたプランを変更しなければならないケースもあるので、必ず現地調査はしてもらいましょう。

 

4.契約・打ち合わせ

リフォーム会社から提示された見積もりを確認し、内容に合意したら、実際にリフォームを行う契約を締結します。契約を締結すると、リフォームを依頼することが正式に決定することになるため、この時点で不明な点や疑問点などがあった場合は必ず契約を締結する前に確認しておきましょう。

契約を結んだら、細かいリフォーム内容やスケジュールについて、綿密に打ち合わせを進めていきます。

 

5.工事

すべてのリフォームプランが確定したら、実際に工事を行ってもらいます。一般的に、トイレのリフォームは1日あれば完了するケースがほとんどです。ただし、タイルを使用した床や壁をリフォームする場合は2日以上かかることもあるので、事前に必ず確認しておきましょう。

また、実際に工事を行っている最中は、当然ながらトイレの使用はできません。そのため、施工中に使用できるトイレを、家の外に確保しておくことも忘れないようにしましょう。

 

トイレリフォームは自分でDIYできる?

トイレのリフォームを、業者に依頼せずに自分でDIYしようと考える人もいるかもしれません。確かに、自分でDIYしてトイレをリフォームすることも可能ではありますが、思い通りの仕上がりにならなかったり、完成したあとすぐに不具合などが生じてしまったりするケースも多いので、注意が必要です。

特に、便器の交換や配管工事などは、失敗すると水漏れを起こす危険があるので、なるべくプロに依頼したほうがよいでしょう。自分でDIYしたい場合は、簡単に貼り替えできる素材を使って壁や床をリフォームしたり、収納棚を取り付けたりする程度に留めておいたほうがよいかもしれません。

 

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